タグ:インスタレーション ( 36 ) タグの人気記事

■ Red Line Connection #7 本多真理子 展 "Mariko Honda Exhibition"

東京・四谷の元の小学校の校舎を活用したギャラリーで、本多真理子さんの個展が開催されていました。

本多さんは"Red Line Connection"というシリーズの展覧会を、2年ほど前から、オーストリアをはじめ、日本各地で行ってきたそうです。今回はその7回目で、赤い糸を絡めることで、人と人のつながりや、時間の軌跡をイメージしています。
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↑東京・四谷にある 旧四谷第四小学校は、東京おもちゃ美術館や、ランプ坂ギャラリーなどに活用されています。
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↑ 教室がランプ坂ギャラリーになっています。今回の本多真理子展は、ギャラリー新装第一弾の企画展だそうです。
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↑ 手の模型に載せられた赤い毛糸玉がところどころに置かれ、赤い毛糸で人と人の関係をつないでいます。
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↑ 教室内にあったというシーソーも置かれていました。小さいころの記憶を呼び覚ますものですね。
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↑ 赤い毛糸は、教室の外の緑の崖につながっていました。
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↑緑の崖に赤い毛糸は、美しくはえて見えました。
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↑ RAMP坂ギャラリーのランプとは、傾斜路という意味で、この学校にある傾斜路にちなんでつけられています。もちろんそこにも赤い毛糸が伸びていました。

=data=
*Red Line Connection #7 本多真理子 展 "Mariko Honda Exhibition"
2008/06/06--06/16
会場:ランプ坂ギャラリー Ramp-zaka Gallery
http://www.npo-ccaa.com/
主催:CCAA(NPO法人 市民の芸術活動推進委員会)
企画:高田芳樹(RAMP坂ギャラリーコーディネーター)

photo by Akio Arakawa 2008

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by artlover3 | 2008-06-16 12:53 | 現代アート

■ 横山飛鳥 無為果 "Aska Yokoyama Exhibition"

東京・世田谷の住宅街にあるギャラリー AU HASARD(オ・アザール)で、横山飛鳥さんの展覧会が開かれています。金・土・日の17時から21時までという夜の展覧会です。パントマイム・パフォーマンスがあるというので、初日に行ってきました。

横山さんの今回の作品は、「この世は常に変化していくはかないもの」その象徴として平家物語でも取り上げられている、朝咲いて夕方散ってしまう沙羅双樹の花のイメージをインスタレーションにしています。

会場は3つに分かれ、エントランス、茶室に見立てた部屋、庭をそれぞれ鑑賞するようになっています。光の美しい、夜ならではのインスタレーションを楽しみにおでかけください。
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↑ タイトルの「有為ノ善行ヲ積ンデ無為ノ果ヲ得ル」とは、「良かれと思ってとった行動が、結果として無になることも少なくない」という意味だそうです。
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↑ 茶室に向かう飛び石のように、エントランスはLEDのスポットライトで照らされていました。
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↑ 入口にある、花びらのドローイングを見つめるパントマイム・パフォーマンスのShivaさん。
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↑ 結界の柱には、平家物語のテキストが墨で書かれています。
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↑ 天井から和紙で作られた花びらがたくさん釣り下がっています。床の間にはガラス製の落花が照明に照らされて置かれています。座布団に座って作品を鑑賞すると、心が落ち着いてきます。
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↑ 全身真っ白のShivaさんが、散り行く花びらを見つめるパフォーマンスをしました。
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↑ 庭の植物も緑が美しく、右手前には、水の入ったガラス製のつくばいが置かれていました。

=data=
*横山飛鳥 無為果 ── 有為ノ善行ヲ積ンデ無為ノ果ヲ得ル "Aska Yokoyama Exhibition"
http://mu-i-ka.blogspot.com/
2008/06/06--06/29(期間中の金・土・日の17:00--21:00)
会場:AU HASARD(オ・アザール)
企画:言水へリオ

photo by Akio Arakawa 2008

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by artlover3 | 2008-06-13 01:41 | 現代アート

■ 國府 理 展 "Osamu Kokufu Exhibition" (Kyoto Art Map 2008)

京都の現代アートのギャラリーが開催した"Kyoto Art Map 2008"に行ってきました。サブタイトルは「京都美定書」。なかなかしゃれています。今回は13のギャラリーが参加していましたが、京都市内の地図に印された参加ギャラリーをオリエンテーリングのように回るのは楽しいものでした。

その中で注目したのが、アートスペース虹で行われていた「國府理展」です。ギャラリースペースがスギゴケの箱庭になっていました。スギゴケが、ひっくり返された廃車の全面に植え込まれているのです。ときどき天井から霧が吹きかけられ、スギゴケをみずみずしく見せていました。

このような作品を見ると、いかに心地よく美しく見えるものであっても、それは廃棄物の山の表面を飾っているだけかもしれないという、現代社会の暗部を感じさせるものでした。
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↑ アートスペース虹は、京都の地下鉄「蹴上駅」の近くにあります。
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↑ ひっくり返った乗用車がギャラリーに置かれていました。
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↑ 車体は、京都のお寺の庭園で見られるような、立派なスギゴケで覆われていました。
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↑ ホイールベースの奥まで、びっしりとスギゴケが植えられています。
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↑ ときどき天井から霧が吹きかけられ、水滴が床に落ちていました。

=data=
*國府 理 展 "Osamu Kokufu Exhibition" (Kyoto Art Map 2008)
http://www.paw.hi-ho.ne.jp/kokufu/
2008/05/13--05/25
アートスペース虹 (Art Space Niji)
http://www.art-space-niji.com/
Kyoto Art Map 2008
http://www.kyotoartmap.org/

photo by Akio Arakawa 2008

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by artlover3 | 2008-06-03 11:46 | 現代アート

■ 出月秀明 展 "Idetsuki Hideaki Exhibition"

出月秀明さんのプロペラを使った作品を久しぶりに見てきました。
場所は神奈川県藤沢市の湘南台にあるギャラリーHirawata。

天井が高いゆったりとしたスペースに、直径4m以上もある大きなプロペラが3つ。
20数秒に1回転の割合で、プロペラが壁や天井すれすれにゆっくり回っていました。
ぼんやり眺めていると、別世界に引き込まれていくような心地いい感じがしました。
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↑ Gallery Hirawataの外観。
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↑ 6/29までやっています。月・火曜日がお休みです。
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↑ プロペラ同士や壁や天井に触れないように緻密な設計が施された作品です。右側にはプロペラのスペアのようなものが置かれていました。
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↑ このギャラリーは、作品を上から見下ろすことができます。プロペラの大きさを人間と比べてみてください。
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↑ 広い開口部を通じて庭が見られます。
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↑ 作家の出月さんが作品を解説してくださいました。

=data=
*出月秀明 展 "Idetsuki Hideaki Exhibition"
2008/05/17--06/29
Gallery Hirawata
http://www.g-hirawata.com/

photo by Akio Arakawa 2008

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by artlover3 | 2008-05-19 19:52 | 現代アート

■BIWAKOビエンナーレ2007 "Biwako Biennale 2007"

滋賀県近江八幡市の旧市街でBIWAKOビエンナーレ2007が開催されています。私は前回2004年に開催されたBIWAKOビエンナーレを見に行ったおかげで、近江八幡という古い歴史をもった町を知ることにもなりました。

この展覧会の作品のいくつかを紹介します。展覧会の会期は11/18までですので、関西方面に行く予定のある方は、ぜひ途中下車して見に行かれることをおすすめします。
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↑ 近江八幡の旧市街には、琵琶湖につながる八幡堀があります。この堀に面して総合案内所でもある喜多利邸があります。
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↑ 元材木商の築約100年のカネ吉別邸。この中に7人の作家の作品があります。各会場にはこのような旗が掲げられています。
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中川佳宣 (Yoshinobu Nakagawa) <カネ吉別邸>
「光の壷」(正面の壁左側)/「見上げられしもの〜冬を越せるカタチ」(右の壁上方) 2つの作品が古い建物の空間に、ずっと以前からそこにあるかのようにとけ込んでいます。
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石田智子 (Tomoko Ishida) <カネ吉別邸>
「心月輪」紙のこよりでできた月の形をしたオブジェ。蔵の中に展示されています。
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市川平 (Taira Ichikawa) <カネ吉別邸>
座敷の中に設置された作品です。ゆっくり回転していて、音と光が効果を出しています。
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亀井麻里 (Mari Kamei) <カネ吉別邸>
紙をカットして、平面から立体に変化させて生まれる空間を見せています。
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小板橋慶子 (Keiko Koitabashi) <喜多利邸>
座敷の中に置かれた繭(まゆ)と木の枝を使ったオブジェです。部屋の障子も繭でできていました。昼と夜で見え方が違います。
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ガブリエラ・モラウェツ (Gabriela Morawetz)(ポーランド生まれ) <旧伴家住宅>
前方のスクリーンに投影された映像を、綿と竹でできた通路のような場所に寝そべって見る作品です。水玉が転げ回る映像はおもしろいです。
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チェ・ウラム (Choe U Ram)(韓国生まれ) <旧伴家住宅>
「ウルバニュス(メス)」生き物をモチーフにしたオブジェです。人が近づくとセンサーで動き出します。
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大舩真言 (Makoto Ofune) <西勝酒造搾り蔵>
「記憶の果て」300年の歴史をもつ造り酒屋の蔵の中に橋をかけ、そこからこの蔵をモチーフにした絵を鑑賞するようになっています。
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井上信太 (Shinta Inoue) <旧吉田邸>
屋根のウサギが目印の旧吉田邸の中には「羊飼いプロジェクト」の展示があります。
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田中太賀志 (Takashi Tanaka) <尾賀商店>
ビスケットを焼いて炭にしたものをつなげたインスタレーションです。影が美しい作品です。

=data=
*BIWAKOビエンナーレ2007 "Biwako Biennale 2007"
http://www.energyfield.org/2007/index.html
テーマ:風土—Genius Loci
会期:2007/9/30--11/18
場所:滋賀県近江八幡市旧市街
主催:NPO法人エナジーフィールド
共催:近江八幡市
参加作家:二名良日、西田明夫、北川健次、市川平、竹田直樹、中川佳宣、山中透、石田智子、井上信太、津田直、片桐功敦、久住有生、平垣内悠人、堀江崇、田中太賀志、大舩真言、田中哲也、田辺磨由子、小板橋慶子、満田享、亀井麻里、辰巳嘉彦、サージ+ヨージ、高見晴恵、松尾郁子、斎藤寛、嶋田健児、イ−サ−、ジャン・ピエール・テンシン、ガブリエラ・モラウェツ、パンチョ・キリシ、エリザベス・オジェ、チェ・ウラム、シュテラ・ゲッペルト、ヨーゼ・スラク

photo by Akio Arakawa 2007

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by artlover3 | 2007-11-07 14:10 | 現代アート

■塩田千春展"From in silence Chiharu Shiota" #2

塩田千春展が神奈川県民ホールギャラリーで始まりました。
展示作業を始めて11日目、やっと塩田千春さんの作品ができあがりました。

時間ギリギリまで作品の質を高めようとする塩田さんの情熱が、制作のお手伝いをしていてひしひしと伝わってきました。どのようにできたのかスナップ写真でお伝えします。展示作業中のスナップ写真と見くらべてみてください。

インスタレーションの作品は、展覧会の会期が終われば撤去される運命にあります。ぜひ展覧会場に足を運んで、この素敵な作品を直接見て感じていただければと思います。

10/28(日)NHK教育テレビの新日曜美術館のアートシーン(9:45--10:00、20:45--21:00)で紹介されると聞いています。ぜひご覧ください。

また、10/28(日)17:00--19:00 神奈川県民ホール近くのZAIMで、塩田千春さんと展覧会にかかわった学芸員の中野仁詞さんによるレクチャーがあります。詳しくは、ZAIMサポーターズ・スクールのホームページをご覧ください。
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↑ 神奈川県民ホールギャラリーの案内板。塩田千春展は、全展示室を使った展覧会です。
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↑ 第2展示室/Room 2 "記憶から/From in memory"  部屋の奥の方に置かれたピアノは、編み込まれた黒い毛糸で完全に覆いつくされてしまいました。
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↑ 第5展示室/Room 5 "光から/From in light"  塩田さんが旧東ベルリン地区で集めた窓枠を使って筒状に組み上げた作品です。床に割れたガラスが散乱しています。この作品は第3展示室につながっています。
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↑ 第3展示室/Room 3 "光から/From in light"  全部で1000枚以上の窓枠が重なり合いながら、ゆるいカーブを描いています。ところどころに裸電球がぶら下がっています。この窓枠には、旧東ベルリンの市民の自由へのあこがれの視線が通過しています。こうとらえると、この部屋を歩きながら感慨深いものを感じます。
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↑ 第5展示室/Room 5 "沈黙から/From in silence"  広い空間の中央に焼けただれた白いグランドピアノとイスが置かれています。天井から黒い毛糸が垂れ下がり、ピアノを覆っています。ピアノが燃えるときに出た黒煙のようにも見えます。
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↑ 第5展示室/Room 5 "沈黙から/From in silence"  ピアノを囲むようにして、やはり焼けただれたイスが半円形に置かれています。それぞれのイスは天井から垂れ下がった黒い毛糸で結ばれ、イス同士も毛糸でお互いが結び合わされています。この光景は何かを感じざるを得ませんでした。
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↑ 第5展示室/Room 5 "沈黙から/From in silence"  この作品は、イスや毛糸の影を意識して見ると、また別の美しさが感じられます。塩田さんは、作品のいろいろなところに隠し味をきかせているのがわかります。ぜひ会場の雰囲気を味わってみてください。

=data=
*「沈黙から」 塩田千春展 "From in silence Chiharu Shiota"
神奈川県民ホールギャラリー(Kanagawa Prefectural Gallery)
2007/10/19--11/17(会期中無休)
http://www.kanagawa-kenminhall.com/artcomplex/shiota.html

*「沈黙から」 塩田千春展&アート・コンプレックス2007
http://www.kanagawa-kenminhall.com/artcomplex/

*塩田千春ホームページ
http://www.chiharu-shiota.com/jp/

*ZAIMサポーターズ・スクール2007
[アートの現場ー見る、聞く、つくる]第1回「沈黙から 塩田千春展」
2007/10/28(日)17:00--19:00
http://www.ycan.jp/archives/2007/10/zaim2007.html

*塩田千春展 ケンジタキギャラリー/東京
2007/10/17--11/24 (新作を含むドローイング、写真、立体を展示)
http://www2.odn.ne.jp/kenjitaki/

photo by Akio Arakawa 2007

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by artlover3 | 2007-10-24 14:53 | 現代アート

■「沈黙から」塩田千春展 "From in silence Chiharu Shiota"

しばらくごぶさたしていました。Art Lover Blog を楽しみにしていた皆さんには、お久しぶりです。ヨーロッパのアートの旅から帰国して、国内の展覧会を見て回っているうちに、データがたまりすぎて、なかなかブログの更新ができませんでした。この間の私が見て回った展覧会の記録は、おいおい紹介していくつもりです。

私が2001年名古屋のケンジタキギャラリーでの個展からずっと見続けている塩田千春さんの大規模な個展が、私の住んでいる横浜の神奈川県民ホールギャラリーで、10/19から開催されます。私は10/8から連日、展示作業を手伝ってきました。毎日塩田さんの作品作りに対する情熱を感じて、とても素敵な毎日でした。

展示作業のスナップ写真からこの展覧会を見に行こうと思っていただけるとうれしいです。最終的にどのような展覧会になるのかは、ぜひ会場に足を運んで見てください。遠方から見に来たとしても、見る価値のある展覧会だと私は確信しています。

今回の塩田千春展は、「沈黙から」というタイトルにインスピレーションを得た音楽、ダンス、パフォーマンスが、塩田さんのインスタレーションの作品のなかで上演されるというぜいたくなプログラムが用意されています。詳しくは、「沈黙から」塩田千春展&アート・コンプレックス2007のホームページをご覧ください。
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↑ 神奈川県民ホールの入口
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↑ 第2展示室 『記憶から』の展示作業/ピアノを置いた部屋を黒い毛糸で編んでいく作業はリズミカルに行われていました。このあとこの部屋は毛糸で埋めつくされました。
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↑ 第3展示室 『光から』の展示作業/旧東ベルリン地区から塩田さん自身が集めてきた約1300枚の窓枠を使ったインスタレーションの展示作業は力仕事です。電球の光が入ると命が吹き込まれます。
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↑ 第5展示室 『沈黙から』の展示作業/展示室の広く高い壁面や柱に黒い毛糸でドローイングしていきます。この作業はとても楽しいものでした。
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↑ 第5展示室 『沈黙から』の展示作業/高い天井から毛糸を垂れ下げる作業、真下には焼けただれた白いグランドピアノがあります。この会場でピアノ演奏会も予定されています。ピアニストは、この会場でどのような演奏を聴かせてくれるのか、今から楽しみです。
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↑ 第5展示室 『沈黙から』の展示作業/焼けただれたイスを黒い毛糸で結び合わせる作業。時間の許す限り、糸を編んでいきます。作家の作品に対する執念を十分に感じました。完成は間近です。

=data=
*「沈黙から」 塩田千春展 "From in silence Chiharu Shiota"
神奈川県民ホールギャラリー(Kanagawa Prefectural Gallery)
2007/10/19--11/17
http://www.kanagawa-kenminhall.com/artcomplex/shiota.html

*「沈黙から」 塩田千春展&アート・コンプレックス2007
http://www.kanagawa-kenminhall.com/artcomplex/

*塩田千春ホームページ
http://www.chiharu-shiota.com/jp/

photo by Akio Arakawa 2007

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by artlover3 | 2007-10-18 08:23 | 現代アート

■笠井千鶴展 ちきゅうのあるきかた (Chizuru Kasai Exhibition)

愛知県日進市にあるGallery M で笠井千鶴展が開かれています。笠井さんの作品は、1997年以降、銀座にあったG-ART Galleryの個展などでたびたび見てきました。

機械仕掛けの作品は、時空を超えた世界をとてもユーモラスに表現していて、とても気に入っています。

今回の個展は、笠井さんの急病で開催が少し遅れたのですが、無事に始まったとの知らせでかけつけて見てきました。笠井さん早くよくなってくださいね。

=data=
*笠井千鶴展 ちきゅうのあるきかた (Chizuru Kasai Exhibition)
2007/06/07-->07/01
Gallery M Contemporary Art(ギャラリーエム)
http://gallery-m.cool.ne.jp/

笠井千鶴さんのホームページ
http://www.h6.dion.ne.jp/~moon69ck/
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↑ 5台の機械仕掛けの人形が思い思いのペースで歩いています。その像をスクリーンに写して見せています。外が暗くなってからの方がよく見えると思います。
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↑ 顕微鏡で使うプレパラートのなかにいろいろなポーズの人体が閉じ込められています。それが数千個あると聞きました。それがギャラリーエムの広い壁に並べられていました。どこかの星の生命体が地球人の標本をコレクションしているようにも見えました。

↓ 人体のプレパラート。おもしろい発想だけれど、ちょっと恐いですね。
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↓ くり抜かれた本の中から傘にぶら下がった人物が、機械仕掛けで揺れ動いている作品です。とても愉快な作品でした。
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by artlover3 | 2007-06-11 15:26 | 現代アート

■松井紫朗 "what goes in comes out" (Shiro Matsui Exhibition)

名古屋のギャラリー、白土舎で行われている松井紫朗さんの展覧会を見てきました。2006年2月私がドイツのケルンに行ったとき、偶然artothekというギャラリーで松井紫朗さんの展覧会を見たのを思い出しました。

そのときは、部屋の換気扇をまわすとバルーンがゆっくりとふくらんでいくというおもしろい展覧会でした。

今回は、ギャラリーの中央に四角い水槽が置かれ、循環している水が中央の穴に吸い込まれていました。そして壁面には、何やら谷川の水が流れているような映像が投影されていました。

一瞬これは何かしかけがありそうだと思い、天井を見上げたりしましたが、すぐにはどうなっているのかわかりませんでした。すると、ギャラリーのオーナーの土崎さんが水が流れ落ちるパイプの下にカメラが上向きに仕掛けられていて、パイプを流れ落ちる水流の映像をライブで壁に投影していることを教えてくれました。

映像は、山水画のような静かな風景を映し出していました。とても気持ちのいいインスタレーションでした。今回名古屋に行ったとき、この展覧会が開かれているのを知ったのですが、この展覧会はおすすめです。

=data=
*松井紫朗 "what goes in comes out" (Shiro Matsui Exhibition)
2007/05/12-->06/09
白土舎 (Hakutosha)
http://www.h3.dion.ne.jp/~hakuto/

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↑ はじめは水槽と映像がリンクしているとは、気づかない作品です。リンクしていると知ったとき、作家の着想に驚かされます。
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↑ ごつごつしている岩のところを水が流れているように見せる工夫が巧みです。
↓ 水槽を水平に設置するのも一苦労あったと思います。水面を見ているだけでも楽しめました。
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by artlover3 | 2007-05-22 02:45 | 現代アート

■高橋稔枝展 -Flags- (Toshie Takahashi Exhibition)

東京・銀座のギャラリー巷房(こうぼう)の3つのスペースを使って、テキスタイル造形作家の高橋稔枝さんの個展が開かれています。

"Flags"と名付けられた作品は、「世界の笑顔」の新聞の切り抜きを綿糸と布を使ってコラージュし、それを数百個、糸でつなげてつるしたインスタレーションです。世界の人々の輪がつながって、平和を祈っているように感じました。

=data=
*高橋稔枝展 -Flags- (Toshie Takahashi Exhibition)
2007/05/14-->05/19
巷房+巷房階段下+ Space Kobo & Tomo (Kobo + Kobo Kaidanshita + Space Kobo & Tomo)
http://www.spinn-aker.co.jp/toshie-takahashi.html

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↑ 船の満艦飾のように世界の笑顔がはためいています。
↓ 一つ一つのコラージュは糸でおおわれ、味があります。
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↓ 階段下のスペースの"Bon Voyage the Love"と題されたインスタレーション。芽生えをのせた舟が航海している風で、綿糸と麻布でできています。
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by artlover3 | 2007-05-18 13:53 | 現代アート