明けましておめでとうございます。今年も現代アートを楽しんでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
昨年秋の「欧州アート便り」は、途中で更新がストップしてしまいましたが、楽しみにしているという方々からときどきお便りをいただきますので、折りをみて紹介していきます。
昨年末から
神奈川県民ホールギャラリーで、6人の作家による
「日常/場違い」展が開催されています。タイトルのように、場違いな興味深い作品がたくさん見られますので、2回に分けて紹介します。今回の展覧会は基本的に撮影がOKなので、気に入ったシーンを撮影して自分の記憶にとどめる助けにするという楽しみ方ができます。1/23までですのでぜひどうぞ。
[出品作家]
雨宮 庸介 Yosuke Amemiya泉 太郎 Taro Izumi木村 太陽 Taiyo Kimura久保田 弘成 Hironari Kubota佐藤 恵子 Keiko Sato藤堂 良門 Ramon Todo▼「日常/場違い」展の入口。タイトルの「日常」の文字は裏文字になっていました。

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木村 太陽 Taiyo Kimura↓<巣穴/Der Bau>段ボールの通路の中をはっていくと、木村さん独特の笑える映像が何か所かで見られます。

↓<I Am The Walrus>LPレコードをジャケットから少しずつはみ出させるだけで、こんな風景が見られるとは。Walrusとは、巨大な海獣セイウチのことです。

↓<Sleepwalkers/Positivity>木村さんのトークで、材料を買うために下着売り場に行ったときの話がおもしろかったです。

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佐藤 恵子 Keiko Sato↓<変容>県民ホールギャラリーの一番広い天井の高い展示室に、森林が出現していました。下部は切り株で土を盛り、上部は糸で樹木を表現していて、なかなかの大作です。

↓<変容>木の根元には、野草が植えられ、土には廃棄された電子部品などが埋め込まれています。

↓<変容>展示室の片隅には、使い古された陶器が積み上げられていました。

↓<変容>1階の展示室には、ガラスの破片が砂に差し込まれていました。これらすべての展示で、「生命と物質の循環」を表すインスタレーションになっています。

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久保田 弘成 Hironari Kubota↓<性神式>ガソリンスタンドで使われていた洗車機がギャラリー空間に運び込まれ、水はでませんが実際に動きます。洗っているのは、根っこがついたコンクリート製の電柱。久保田さんの故郷である諏訪の御柱祭がモチーフにあるようです。本当に場違いな作品になっています。

↓<Berlin Hitoritabi>神奈川県民ホールの屋外にある作品です。作家自ら旧東ドイツ製の自動車(トラバント)を回転させるのです。このパフォーマンスをご覧になりたい方は、日程を
ホームページで確認してください。この模様は、
YouTubeにアップされています。ちなみに私が最後のところに一瞬ですが写っています。

↓ アイルランドやドイツで行った自動車を回転させるパフォーマンスがビデオで紹介されています。ちなみに車を回転させているエンジンは、その車から取り外したものを使っています。アイルランドのコークでのパフォーマンスは、YouTubeでも見られます。
Hironari Kubota at Cork docklands 28/9/2008
photo by Akio Arakawa 2009
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「日常/場違い」展 Everyday life Another spacehttp://www.bachigai.info/
2009/12/16--2010/01/23
神奈川県民ホールギャラリーhttp://www.kanakengallery.com
この展覧会の
ブログは、展覧会の立ち上げから作家のトークショーの模様などを詳しく伝えています。
http://www.bachigai.info/blog/
「日常/場違い」展 Everyday life Another space(その2)へ続きます。