<   2009年 10月 ( 4 )   > この月の画像一覧

■ 欧州アート便り 2009年秋(その4) Brussels

ベルリンからスイスやベネチアに行ったのですが、今ベルギーのブリュッセルに滞在しています。ここの情報を先に紹介します。

というのも現在ブリュッセルで、作家の中谷ゆうこさんのグループの展覧会が開かれているのです。この展覧会を見るのが、私の今回の欧州アートシーンをめぐる旅の目的の一つでもありました。

場所はブリュセルの中心部にある在ベルギー日本大使館広報文化センター展示ホールです。初日には、作家3人とバイオリニストの平出七菜さんが出演した「五感を使ったアート体験」というオープニングパフォーマンスイベントがありました。会場に入りきれない人もいて、大変な評判でした。

とても見応えある展覧会です。会期は11月3日までですので、もしブリュッセルにお知り合いの方がいらっしゃいましたら、ぜひ紹介してあげてください。

▼在ベルギー日本大使館広報文化センターは、ブリュッセルの中心部のTRONE駅の目の前にあります。
d0119300_15523933.jpg
▼会場は通行人もたくさん通るビルの1階にあるので、外からでも注目されます。
d0119300_15525437.jpg
▼今回の展覧会は「ここ そこ あそこ」展というタイトルで、尾島裕さん、中谷ゆうこさん、津田梨早さんの3人の作家の作品で構成されています。
d0119300_15531044.jpg
▼3人の作品は、それぞれお互いの作品が響き合うように配置されていました。尾島裕さんの作品(手前)と中谷ゆうこさんの作品(後ろ)。
d0119300_4481773.jpg
▼こちらは、津田梨早さんの作品(手前)と中谷ゆうこさんの作品(後ろ)。
d0119300_15554354.jpg
▼大胆なアングルの中谷ゆうこさんの作品。
d0119300_1553278.jpg
▼中谷ゆうこさんの作品。色調がとてもいいです。
d0119300_15534440.jpg
▼ところどころに金箔が使われている尾島裕さんの作品。
d0119300_1554375.jpg
▼写真に自作の詩を添えた尾島裕さんの作品。パフォーマンスでは、本人が日本語とフランス語でこの詩を朗読しました。
d0119300_15541993.jpg
▼セラミックの津田梨早さんの作品。広がっていく波紋のように見えました。
d0119300_15544175.jpg
▼丸まった葉っぱのような津田梨早さんの作品。人の動線をイメージするように配置されていました。
d0119300_4534449.jpg
▼初日にはたくさんの人たちが見にきていました。国際交流の場になっていました。
d0119300_1556187.jpg
▼初日にパフォーマンスをした、手前から津田梨早さん、中谷ゆうこさん、尾島裕さん。衣装は前田サイコさんのプロデュース。
d0119300_1634674.jpg
photo by Akio Arakawa 2009

=data=
*Exhibition "koko soko asoko"「ここ そこ あそこ」展
在ベルギー日本大使館広報文化センター展示ホール
2009/10/20--11/03
http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html
尾島裕 (Hiro Ojima)
http://www.hiro-ojima.com/index/
中谷ゆうこ (Yuko Nakaya)
http://www.adamvickaryous.com/yukonakaya/nakaya_index.htm
・津田梨早 (Risa Tsuda)
[PR]
by artlover3 | 2009-10-23 16:19 | 現代アート

■ 欧州アート便り 2009年秋(その3) Berlin

ベルリンでは、いつも予想しない何かに出会えます。9月の初め、アウディフォーラム東京での展覧会場で会ったばかりのヨーク・ガイスマーさんにベルリンで会ったからです。ベルリン日独センターで、Jårg Geismarの個展『水族館』が開催されています。

私がベルリン滞在中に川俣正展や、Jårg Geismar展が見られることは、本当にラッキーだと思いました。

▼ベルリン日独センターはベルリン南西のダーレム地区(Dahlem)にあります。
d0119300_1834782.jpg
▼この展覧会のおしゃれなDM。このほかに見応えのある図録ができていました。
d0119300_1834229.jpg
▼夜になるとベルリン日独センターの入口にAQUARIUMというネオンサインが光ります。
d0119300_18343736.jpg
▼ベルリン日独センターの庭園や外壁に色鮮やかな魚がたくさん浮かび上がります。
d0119300_18345141.jpg
▼屋内にはJårg Geismarの写真にドローイングされた作品がたくさん展示されていました。
d0119300_1835562.jpg
▼オープニングでは、Jårg Geismarさんや南嶌宏さん(女子美術大学教授)らの講演会がありました。
d0119300_18352074.jpg
photo by Akio Arakawa 2009

=data=
*ヨーク・ガイスマー(Jarg Geismar)個展『水族館』
ベルリン日独センター
http://www.jdzb.de/
2009/10/9--2010/01/15
[PR]
by artlover3 | 2009-10-18 19:11 | 現代アート

■ 欧州アート便り 2009年秋(その2) Berlin

今回の旅は、ベルリンに滞在しながら、スイスやベネチアなどに行くように計画しました。

今ベルリンでは、川俣正展 (Tadashi Kawamata - Berlin Tree Huts )と、第4回福岡アジア美術トリエンナーレ 2009にも参加している中国のチゥ・ジージェ(邱志傑)展 (Qiu Zhijie: Twilight of the Idols) が見られます。

▼場所はベルリンの中心部の公園の中にあるHaus der Kulturen der Welt(世界文化の家)です。
d0119300_17272353.jpg
▼川俣正の作品は、会場を取り囲む森のあちこちにTree Huts(木の小屋)が設けられています。
d0119300_17274357.jpg
▼会場のロビーのあちこちにもTree Hutsがしかけてありました。
d0119300_1728034.jpg
▼今までの川俣正の活動がビデオで紹介されていました。
d0119300_17281861.jpg
▼Qiu Zhijieの大規模なインスタレーション。右側の作品は、つるされた箱の上部に長靴が置かれています。
d0119300_17283411.jpg
▼本が開かれた状態で大量に並べられ、扇風機で本のページがひらめいています。一部は黒く塗られています。壁際には、鳥の形に切り抜かれた鏡がたくさん置かれています。
d0119300_1728516.jpg
▼正面のスクリーンには、影絵が投影されています。オープニングでは、影絵のパフォーマンスがありました。
d0119300_17291097.jpg
▼影絵のスクリーンの裏側です。観覧者が操ることもできます。
d0119300_17292791.jpg
photo by Akio Arakawa 2009

=data=
*THE HAUS DER KULTUREN DER WELT
http://www.hkw.de/en/index.php
*TADASHI KAWAMATA - BERLIN TREE HUTS
*QIU ZHIJIE: TWILIGHT OF THE IDOLS
2009/10/09--2010/01/10
[PR]
by artlover3 | 2009-10-18 18:18 | 現代アート

■ 欧州アート便り 2009年秋(その1) Copenhagen

9月下旬日本を出発、ベネチアビエンナーレなど欧州のアートシーンを見る旅にでかけました。旅先で随時更新していく予定ですが、昼間動き回っているので、更新が滞りがちになってしまうことをお断りしておきます。

まずコペンハーゲンに2泊して、ルイジアナ現代美術館の塩田千春さんの作品や、コペンハーゲン付近の素敵な建築物を見てきました。

▼ルイジアナ現代美術館の入口の建物の屋根の上に、今回の展覧会のタイトルの"THE WORLD IS YOURS"という文字が光っていました。
d0119300_1612226.jpg

▼塩田千春作品は、今回は、黒こげになった自動車を黒い毛糸で覆った作品になっていました。ベッド、椅子、ピアノなどを黒い毛糸で包み込む作品に続く新作です。
d0119300_16123684.jpg

▼塩田さんの話によると、本当は、車を燃やして黒こげにしたかったそうですが、館内の展示のため、においなどの問題でそれができず、今回は黒くペイントした車になったそうです。
d0119300_16125615.jpg

その他、コペンハーゲン周辺の斬新な建築物のいくつかを紹介します。私は、これらの建築物が機内誌などに載っているのを見て、訪れてみたいと思い出かけてきました。
▼コペンハーゲン郊外のシャルロッテンルンドにあるオードロップゴー美術館。見た目クジラの横顔のように見えます。
d0119300_1613145.jpg

▼Edvard Munch展をしていました。私の全然知らないMunchの作品がたくさん展示されていました。この美術館に行くまで、近くの駅から45分歩きました。別の駅からバスの便があることが帰りにわかりました。でも、街を歩くことでその街を肌で感じることができます。
d0119300_16133699.jpg

▼コペンハーゲンの港近くに最近完成したデンマークロイヤルシアター、プレーハウス。上部の窓のないところに惹かれました。不思議な建物です。
d0119300_16135660.jpg

▼今度行ったときは、中に入って観劇をしてみたいと思いました。
d0119300_16141830.jpg

▼港の対岸に、新オペラハウスができています。これもすばらしいです。劇場とオペラハウスが対岸にあるというのも、素敵な都市計画です。二つの建物は、観光船で結ばれています。
d0119300_16143637.jpg

▼そのほか、ルイジアナ現代美術館近くのクランペンボーというところを散策しました。アルネ・ヤコブセンの設計した建築物やビーチ施設を見るためです。これは、海岸にあるサウナ施設です。砂浜にはビーチバレーのコートなどがありました。
d0119300_16145788.jpg

▼ビーチにあるサウナから、ガウンをまとった男女が出てきて、裸で海で泳ぐところに遭遇し、びっくりしました。サウナで体を温めて、冷たい海で体を冷やす健康法なのですね。監視塔は、ヤコブセンのデザインのようです。
d0119300_161518100.jpg

photo by Akio Arakawa 2009

=data=
*ルイジアナ現代美術館
http://www.louisiana.dk/dk
*オードロップゴー美術館
http://www.ordrupgaard.dk/topics/frontpage.aspx
[PR]
by artlover3 | 2009-10-13 16:45 | 現代アート