■松井紫朗 "what goes in comes out" (Shiro Matsui Exhibition)

名古屋のギャラリー、白土舎で行われている松井紫朗さんの展覧会を見てきました。2006年2月私がドイツのケルンに行ったとき、偶然artothekというギャラリーで松井紫朗さんの展覧会を見たのを思い出しました。

そのときは、部屋の換気扇をまわすとバルーンがゆっくりとふくらんでいくというおもしろい展覧会でした。

今回は、ギャラリーの中央に四角い水槽が置かれ、循環している水が中央の穴に吸い込まれていました。そして壁面には、何やら谷川の水が流れているような映像が投影されていました。

一瞬これは何かしかけがありそうだと思い、天井を見上げたりしましたが、すぐにはどうなっているのかわかりませんでした。すると、ギャラリーのオーナーの土崎さんが水が流れ落ちるパイプの下にカメラが上向きに仕掛けられていて、パイプを流れ落ちる水流の映像をライブで壁に投影していることを教えてくれました。

映像は、山水画のような静かな風景を映し出していました。とても気持ちのいいインスタレーションでした。今回名古屋に行ったとき、この展覧会が開かれているのを知ったのですが、この展覧会はおすすめです。

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*松井紫朗 "what goes in comes out" (Shiro Matsui Exhibition)
2007/05/12-->06/09
白土舎 (Hakutosha)
http://www.h3.dion.ne.jp/~hakuto/

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↑ はじめは水槽と映像がリンクしているとは、気づかない作品です。リンクしていると知ったとき、作家の着想に驚かされます。
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↑ ごつごつしている岩のところを水が流れているように見せる工夫が巧みです。
↓ 水槽を水平に設置するのも一苦労あったと思います。水面を見ているだけでも楽しめました。
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by artlover3 | 2007-05-22 02:45 | 現代アート


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