■ "No Man's Land" 創造と破壊@フランス大使館 (その1)

今、東京広尾のフランス大使館旧庁舎で「No Man's Land」展が開かれています。新しい大使館ができたのを機に、取り壊す前の旧館を使ったアート展です。フランスにゆかりのある作家を中心に、70名以上の作家が出品しています。作品の一部を2回に分けて紹介します。

なお、この展覧会は好評なため、開催期間が2/18まで延長されるとのことです。詳しくはフランス大使館のホームページで確認してください。

▼No Man's Landとは、元の意味は「緩衝地帯」。新しい大使館に移転して、誰もいなくなった場所でのアート展を意味しています。
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Nicolas Buffe(FR)/大使館の入口に作られた段ボール製の大きな門が、来場者を迎えます。
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Agathe de Bailliencourt(FR)/Peugeot207の新車にピンクのラインを施した作品。
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Agathe de Bailliencourt(FR)/上から見ると、駐車中の車が縛りつけられているように見えます。
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Sabine Pigalle(FR)/吊り下げられた3枚の布のスクリーンに、無垢な女性の映像が映し出されるインスタレーションです。
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Sabine Pigalle(FR)/今回は、料理とエロティシズムというテーマで構成されています。
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Cécile Andrieu(FR)/大使館員の部屋の机などが置かれていないスペースを、各国語の辞書を破いた紙くずで埋めつくした作品です。金沢在住の作家です。
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保科晶子 Akiko Hoshina(JP)/館内の炊事場を、大使館敷地内の土をまぜた粘土でおおった作品です。
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保科晶子 Akiko Hoshina(JP)/会期の初めは水を含んでいた粘土も時がたつにつれひびが入り、やがて崩れていく様を見せるインスタレーションです。
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小松宏誠 Kosei Komatsu(JP)/透明なチューブの内部で羽毛が舞う、光と音を組み合わせたインスタレーションです。
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小松宏誠 Kosei Komatsu(JP)/ときどき下から吹き出す空気で舞い上がった羽毛が、ゆっくり落ちてくる様は、とても幻想的です。
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photo by Akio Arakawa 2009, 2010

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*"No Man's Land" 創造と破壊@フランス大使館
2009/11/26-- 2010/02/18(好評なため、会期が延長されました。なお、月・火・水は休館です)
在日フランス大使館旧庁舎
http://www.ambafrance-jp.org/nomansland/

この展覧会の撮影は許可されています。気に入った作品があったら撮影して記録しておくと、長く記憶に残っていいと思います。そして、その感動を写真で友人知人に伝えることができ、それを見た人がその展覧会に足を運ぶきっかけになるでしょう。現に私のブログを見て、展覧会に行ってきたというメールをときどきいただきます。

最近、あちこちの展覧会でストロボを使わない条件で撮影が自由なものが増えてきています。たとえば、森美術館のアイ・ウェイウェイ展とか、神奈川県民ホールギャラリーの日常・場違い展、今開催中の豊田市美術館の知覚の扉展などは撮影が自由でした。やっと日本の展覧会も欧米なみになってきたのかとうれしく思います。

"No Man's Land" 創造と破壊@フランス大使館(その2)へ続きます。
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by artlover3 | 2010-01-27 14:41 | 現代アート


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